📻この記事は、ラジオ番組『EVENING ECHOES〜こころのいばしょ〜』(まえばしCITYエフエム 84.5MHz)
放送日:2025.8.13 にて、石黒やちよが解説した内容をもとに制作しています。
はじめに
不登校の対応には、こどもだけでなく保護者自身の心のケアもとても大切です。
今回の放送では、STEP⑤「ママ自身の心も大切に」、STEP⑥「こどものサポート体制を構築」についてお話ししました。
STEP⑤ ママ自身の心も大切に
不安を抱えているのは、こどもだけじゃない
不登校になると、こどもだけでなく、保護者の方も不安でいっぱいになります。
「どうしてこうなったんだろう」「自分のせいかもしれない」——そんな思いが、知らず知らずのうちにこどもに伝わってしまうことも。
でも、それは誰にでもある自然な感情です。
まずは、ご自身の心を整理することから始めてみませんか。
相談窓口を“自分のため”に使ってみる
「こどもの相談」だけではなく、「自分の気持ちを聞いてもらう」ために使える相談窓口があります。
📞つなぐん相談ダイヤル(群馬県 相談窓口)
0270-26-9200
→ 匿名でもOK。話すだけでも、心が少し軽くなるかもしれません。
不安や混乱、焦り——その気持ちに気づくことが、こどもとの“心の線引き”のヒントになります。
がんばっている保護者の方にこそ、ぜひ一度、話してみていただきたいと思っています。
STEP⑥ こどものサポート体制を構築
環境づくりには時間がかかる
不登校の支援は、こども一人ひとりに合った環境を少しずつ整えていくことが大切です。
我が家では現在、10カ所【中学担任・中学SSW・医療①(身体)・医療②(メンタル)・行政福祉課・行政福祉相談士・行政心理士・福祉施設①・福祉施設②・学習支援の塾】の支援先とつながってサポート体制を築いていますが、ここまでくるのに5年かかりました。
環境の構築には時間がかかります。
焦らず、こどもに寄り添いながら進めていくことが大切です。
こども自身の“体感”を尊重する
その中で大切にしてきたのは、こども自身に最後の選択権をゆだねること。
親が「これがいいはず」と思っても、こどもが“あう・あわない”を体感して、自分で選べることが、安心につながります。
支援は“ムリなく続けられる”ことが大切
協力先や相談先を複数持つことで、親子ともに共倒れを防ぐことができます。
支援は、時間やお金、そしてお母さん自身の労力も、削らなくてすむように。
理想と現実の“線引き”をこどもと一緒に
お母さんの理想や理念、不安や「こうしてほしい」という気持ちと、こどもの気持ちとの“線引き”を意識すること。
その線を意識しながら、こどもと一緒に選んでいくことが、押しつけにならない支援につながります。
こどもも、お母さんも、どちらかが犠牲になるのではなく、
“自分らしくいられる場所”を一緒に探していけるような、そんなサポート体制を築いていけたらと思っています。
おわりに
不登校の対応は、こどもの心と同じくらい、保護者の心にも目を向けることが大切です。
今回のSTEP⑤・⑥が、少しでもヒントになれば嬉しいです。
次回はSTEP⑦「学習支援を検討しよう」についてお話しする予定です。
またお耳にかかれるのを楽しみにしています。
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